とりあえず50時間程遊んだ感想!
本当はクリア後に書きたかったが、どうにもまだまだまだ遊べそうだし、別ゲーもあるので一旦レビュー!
※XSX版Ver.2.0.2.103~Ver.2.0.3.179でのプレイ。今後のアプデで変わる可能性があります。
目次
アサシンクリード シャドウズ
PS5/XSX|S/PC 2025年3月20日 ¥9,790(税込)
アクションアドベンチャー
戦国時代の日本を舞台にした、壮大なアクションアドベンチャーがここに誕生!
優れた忍のアサシンである奈緒江、そして一騎当千の兵の弥助となり、戦国の美しいオープンワールドを駆け巡れ。互いに相通ずる使命を見出していく二人の物語は、切り替えながら堪能できる。それぞれ補完し合うプレイスタイルを極め、忍衆を組織し、思いのままの隠れ家を築いて、新たな時代を目前にした乱世に挑め。
戦国時代の日本へ
華やかな城下町や人々でにぎわう港、静けさに佇む神社から戦の爪痕残る荒れ野まで、目を見張るようなオープンワールドで戦国時代の日本を余すことなく探索しよう。天候は不意に変わり、季節は移りゆく。状況に応じて変化する環境のなか、冒険を進めよう。
互いに補完し合うプレイスタイルを極めろ
忍のアサシンである奈緒江、そして一騎当千の兵の弥助となり、二人の波乱万丈の物語を追いながら、互いに補完し合うプレイスタイルを極めよう。奈緒江はステルスが得意で、気づかれることなく素早く敵に忍び寄って倒す。弥助は自慢の腕力と正確な狙いで、敵に斬り込んでいく。
情報を武器に戦え
密偵のネットワークを築き、各地でその仲間に目や耳として動いてもらえば、追っているターゲットの行方を知らせてくれる。ゲームを進めながら特殊技能を持つ腕利きの忍を引き入れ、任務の達成に力を貸してもらおう。
家と呼べる場所を作ろう
大きくなっていく忍の集団のために、拠点となる隠れ家を作り、思いのままにカスタマイズしよう。家具の配置や飾りつけを選んだり、仲間の訓練や新しい武具の作成、主要キャラクターとの交流が行える。
ダウンロード版
パッケージ版
感想
評価:
待ちに待った日本舞台のアサシン!忍者とアサシン相性抜群!
美しすぎるグラフィック!細部までこだわった戦国時代の日本の再現!
求めていたアサシンクリード!その期待を超えるものだった!
たしかに、おかしい日本描写はある。だが、それは本当にほんの一部でしかない。日本人でも知らないくらい細部まで再現されていて、とてつもないこだわりを感じる。ここまで戦国時代の日本を再現しているゲームはない!
そしてストーリーもいい。”許し”が今回大きなテーマの一つになっている。アサシンにも繋がりが深く、心を揺さぶられる…。
ただ、やっぱりいつものUBIゲーではある。最初から最後までやることはあまり変わらないので、どうしても作業感はでてきてしまう。
でも、今回はタイプの違う二人を切り替えて操作できる。どちらも異なる面白さがあり、従来のシリーズよりは飽きにくい。
いろいろと問題はあったけれど、ゲーム自体は神ゲー!これをプレイしないのはもったいない!
反省…
申し訳ありませんでした!
発売前、いろいろな事がありました。たしかによく見るとツッコミどころが多いPV、無断使用の旗の件とその対応はよくなかった。これら事実の批判は仕方ない。
だが、関係のない部分。憶測や噂など、声が大きいだけの情報で判断した部分がありました…。本当に申し訳ない。
プレイしてそれらの情報のほとんどはウソとわかった。プレイせずに判断するべきではなかった…。
良い点
美しい自然!四季!グラフィックがすごく綺麗!
圧倒される…。マジですごく綺麗!
そして山がすごい!
こういうオープンワールド系では、道を無視して目標に一直線で向かうことが多いだろう。だが、今作はちょっとした斜面で滑って登りにくくなっている(頑張れば一応いける)。
これはゲーム的にはめんどうなのだが、日本の険しい山を再現していると考えれば納得できる。山城の攻めにくさを身をもって体感。
それでも私は真っ直ぐ進む…。
先人達は言った、「急がば回れ」。
(ここに安西先生のいつもの画像)
”許す”ストーリーがいい!
ストーリーの始まりはよくある展開。PVでもわかるように、父を殺され、故郷を失った奈緒江が復讐のために謎の組織に立ち向かう。
最初は仇討ちの為だけで突き進んでいくが、各地で人々と出会い、さまざまな経験を経て、”許す”ということを考えるようになる。
だが、それも簡単なことではない。憎い、悔しい、でも…。奈緒江の葛藤がしっかりと描かれていて心を打たれる。
今回一部のターゲットは許すこともできる。選択はプレイヤーに委ねられる。
ただ、これがストーリーに影響があるのかわからない。もしかしたら、真EDに関係あるかも???
弥助で良かった!
これもう日本人だろ。魂が侍すぎる!
「私たちの目」発言あったよね。それもプレイすると意味がわかる。海外の人からすると、この戦国時代の日本は文化が違いすぎて全然わからないと思う。
それを異国の弥助を通じて日本とはどういう国か、侍とはどのような存在か、まさに”私たちの目”となり共に学ぶ。
最初は正直、「弥助じゃなくてよくね?過去作みたいに仲間になるだけで、主人公の必要はなくね?」と思っていた。
だが、進めていくと”弥助で良かった”と思えるようになってくる。
史実では弥助のことはほとんどが謎。
異国の者から見た日ノ本、信長側近の視点、侍、テンプル騎士団との関係など、弥助ほど都合のいい人物はいない。
そして最初にも書いたように、なんちゃって侍ではない。このゲームにおいては、真の侍と言っていい!
ただ、こんなに武人なのに、攻撃はなぜか残虐というのは少し気になる…。
奈緒江のアサシンプレイも楽しいが、弥助のあたまからっぽにした脳筋パワープレイも好き#アサクリシャドウズ #AssassinsCreed pic.twitter.com/tbWqzhgqUC
— ぷれ (@getama_pure) March 29, 2025
楽しいからいいか!繊細なアサシン奈緒江プレイのあと、なーんも考えず脳筋パワー弥助プレイはちょうどいい!
そして奈緒江と弥助。決して恋人とかそういう関係ではないのだが、相棒としてすごくいい!見ていてホッコリする。
久々にちゃんとしたアサシン!
最近のアサシンクリードは「アサシンとはいったい…?」というような、ただのアクションゲーになっていた。シャドウズはちゃんとアサシンしてる!
そして今回は遮蔽物に隠れるだけじゃなく、闇に紛れるというのもいい!
…まぁそれが活かせるようなプレイはしてないんだがなw
短刀楽しい!
弱点攻撃で再び脆弱化の彫刻で連続弱点攻撃!
・脆弱(黄色フラフラ状態)
・弱点攻撃(脆弱中にR1溜め攻撃)
R2攻撃が背中に回り込むから、スキルの背中にR1溜め弱点攻撃で強制脆弱!
スキルの暗殺ヤバイ!ほぼワンパンは超強い。すぐ溜まるし。#アサクリシャドウズ #AssassinsCreed pic.twitter.com/pojpe3wx24— ぷれ (@getama_pure) March 25, 2025
マジで短刀スキルの暗殺が強すぎる!
普通の暗殺効かない敵でもワンパン
これが楽しくて忍ばなくなってしまった#アサクリシャドウズ #AssassinsCreed pic.twitter.com/rrcGIZJ5xs— ぷれ (@getama_pure) March 26, 2025
そして日本人は強く?暗殺できないことがわりとある。
いつもの無限暗殺、藁の妖怪作戦が日本人には通用しないだと!?#アサクリシャドウズ #AssassinsCreed pic.twitter.com/2D4h6P9gTK
— ぷれ (@getama_pure) March 21, 2025
楽しそうw#アサクリシャドウズ #AssassinsCreed pic.twitter.com/dKjz1iR7Sn
— ぷれ (@getama_pure) March 28, 2025
強い…。
ちゃんとレベルを上げてスキルを習得すれば、強者にもワンパン暗殺ができるので安心していい。
ここで奈緒江ちゃんフォルダの一部開放!
拠点カスタマイズ!
拠点となる隠れ家をカスタマイズできる!
まだ本格的にやっていないので、見せられるようなものではないが…。
建設アイテムは宝箱や商人から入手。こういうものは素材を使わずに設置できる。
動物は撫でて入手。たまに商人も売っている。
かわいい!
ネコちゃんかわいい!めっちゃリアルじゃない?#アサクリシャドウズ #AssassinsCreed pic.twitter.com/tZfIluMCyx
— ぷれ (@getama_pure) March 21, 2025
子犬もかわいい!近くで走ったり驚かしちゃうとしばらく撫でられなくなるぽい
このあとしっかりナデナデしました#アサクリシャドウズ #AssassinsCreed pic.twitter.com/uNdccuyyMh— ぷれ (@getama_pure) March 22, 2025
まだこんなしょぼいかんじだけど、家同士廊下で繋いだり、さまざまな置物おいて本格的に作れる!
最高の歴史観光ゲー!幻の安土城!!!
安土城を見れるだけでも、このゲームをやる価値はあるよ!
他の城ももちろんすごい。だが、安土城はほんとに別格!城のこと全然知らない私でも違いを感じた。城下町から見ても存在感が半端ない…!
近くから見るとまた凄さが違う。
(上の天窓みたいなのは見なかったことにして……)
これは魔王いるだろ…どうみてもラスボスの城!
中もすごい!まだレベルが足りないから少ししか見れてないが、それでもとんでもなく豪華だったことがわかる。
ほんとうに震えるくらい凄かった!(すごいしか言えないおじさん)
これはマジで体験してほしい!
他の城も忘れてはいけない!姫路城の内部は狭くて迷路みたいになっていたんだ。
「ちっ、移動めんどくせぇな…」と思いつつ調べたら、ちゃんと実際にそんな作りになっているらしい!めっちゃこだわってるやん!
え?この時代はまだ完成してないはずだって?
…
大坂城だって建設中な雰囲気あるけど、だいたい出来てるから!この世界線ではこうなの!
まぁマジレスするとアニムスだからね。ゲームの中でさらにVRゲーしているようなもの。だいたいテンプル騎士団が悪いということにしておけばOK!
さて、そんな歴史観光ゲーということで、いろいろなTipsもある。こういうものでさらに補完できるのは嬉しい!読み物好き。
食べ物の情報もある。
なれ寿司とか初めて聞いたよ。どんな味がするんだろう?
こういう説明も現代よりになってるみたいだけど、そういう細かいことは言わなくていいでしょう!
そんなことより観光だ!
他
- フォトモードしっかりしていて良い!
- 古墳の中に入れる!
- 茶会が細かくしっかり描かれている!
- 鍵縄で高い所に楽に登れる!
- お地蔵さんにお供えすると経験値
- 小さな社を拝むと一時バフ
- 気に入った装備は改良で装備レベルを引き上げられる
- 順次郎が健気すぎてヤバイ…
悪い点
ところどころで説明不足
全体的なストーリーはかなりいいのだけど、そこに至るまでがちょこちょこおかしい。
説明不足なのかな?なんか急によくわからんヤツがでてきたり、なんでそこ勝手に移動してるの?というような謎移動があったり、なんも解決してないのにターゲット情報わかっちゃったり?
奈緒江達はわかってるのかもしれんが、プレイヤー側は???となることがわりとある。
一例:男を探す、「俺じゃわからんから娘に聞いて」 → 娘探す、「知らんがな」 → またさっきの男を探す(別の場所にいる)、「よし、行くぞ!」何も解決してないのに城へ突撃という流れに???
あとは全体的にターゲット認定がふわっとしてるかな。怪しいからだいたいアイツだろうくらいで暗殺しちゃう。てへぺろ間違っちゃった。稀にあります。あまり反省してませーん。
まだ未熟な小娘感を表しているのかもしれんが、もうちょっと裏取りとかちゃんとして欲しかったな…。
レベル制…メインストーリーだけ進めるのは無理かも
今回もレベル制になっている。エリア毎に最低レベルが決まっているので、ある程度決まった所から進めないといけない。
メインストーリーだけではちょっとレベル足りないかも。少しはサブクエやったり、寄り道していかないと適正レベルにはならない。
そして、今回は適正レベルじゃないとほぼ無理。レベル5くらいかな?そのくらい差があるとドクロマークが付く。そうなると暗殺一切効かないし、ダメージもミリ程度しか減らない。そのドクロマンからの攻撃はワンパンで死ぬ。実質無理。
なので、「あっちの方向見てみたいなー!」「この連続クエスト進めたいなー!」と思っても、レベルが足りないから途中で他へ行って…と、せっかくのやる気がそがれる…。
装備もレベルがあるから、定期的に拠点に戻ってレベルの引き上げ強化が必要。めんどくさい…。
もっと自由が欲しかった…。
キャラ交代がロード有りでめんどくさい
奈緒江と弥助、キャラ交代して進めるのはすごくいい!
だが、切り替える度にロードが必要。それに城や古墳など警戒エリアでは切り替えできないので、いちいちエリア外に出てから切り替えないといけない…。
城には弥助にしか動かせないオブジェがたまにあるんだよ…。
ロードだけならまだいい。だが、四季が切り替わるタイミングになっていたら、このロード時に四季が切り替わって敵も復活してしまう。もう一回遊べるドン状態になる…。
これはさすがにだるい…。
ロード無しで瞬時に切り替えられたら神ゲーだった。
たまにちょっとおかしい日本描写
大河ドラマや時代劇をよく目にする日本人的には、つい気になってしまうことはある。
誤解しないでもらいたいが、ほとんどのものはちゃんとしている。いや、怖いくらいちゃんとしすぎているものが多い。しっかり調べて、こだわって作っているのはプレイするとよくわかる。
でも、そんなにもこだわっているのに、なんでそこだけ変なの???という部分があるんだ。しっかりしているからこそ、おかしい部分が目立つというのもあるかもしれない。
ただ、それもちゃんと史実のものもある。↓米俵を土嚢のように使うのはおかしい!と思っていた。だが、実際に使われたという当時の絵があったようだ。無知は私だった……。
というように、もしかしたら日本人でも知らないくらい、極わずかな資料からちゃんと再現しているのかもしれない。
土嚢のようにその辺におかれる米俵実際に使われたとされる絵が残っていた- そうはならん囲炉裏
- 中国の笛(塤)と金継ぎ、夢の融合
- 謎の昭和歌謡曲BGM
- なんかこれじゃない和…のようななにかのBGM(Farcryで流れてそう)
他
- 装備品まとめて分解/売却できない…
- 小さい社バフはありがたいが、毎回二礼二拍手一礼の為にめっちゃ長い…。神社ならともかく軽く手を合わせるくらいでよかったのに…
- ダブルアサシンが短刀を装備していないと使えない(サブでもいいが、勝手に持ち返てしまう…)
- 弥助の鎧が信長よりも豪華
- 選択肢UIが一部おかしい。キャンセル・決定が右だったり左だったり決まってないから混乱する
- Y軸反転が右スティック丸ごとしかできない(視点だけじゃなく、マップのズームなども反転してしまう…)
- 四季は進められるが、時間は進められない
他の補足
ボリューム
たっぷりあると思う。
50時間くらいやってメインターゲットは8割仕留めたが、サブは半分も埋まっていない。全部やるなら100時間くらいいきそう。
取り返しのつかない要素はかなりありそう
上でも書いたように、ターゲットを許すなどいくつか選択肢がある。
選択によっては仲間になる予定の人物が、仲間にならずにいなくなることがある。
私はどうしてもいけ好かないヤツがいて、適当に会話を進めていたら爆死した。スッキリした。やったぜ。
ただ、そいつが仲間になった後のクエスト報酬などは手に入らないから、もしユニーク装備があったのなら取り返しがつかない。
1周でもとんでもないボリュームがあるのに、周回するのはかなりキツイ。
よく考えて行動したほうがいいだろう。
そしてストーリーに関係あるかわからないが、サブクエストのターゲットは依頼を受けてなくても暗殺できる。「なんだこいつ?なんか暗殺できるぞ?やったろ!」で、あとあと許せそうなヤツをやっちゃったことがある。
名前付きには気をつけろ…。うっかりてへぺろでは済まないかもしれない。
あとがき
予想以上に面白かった!約1万円はキツイと思っていたが、全然それ以上の価値があった!
最近のUBI・アサクリシリーズには不信感しかなかったのだが、こんなにいい作品が作られるなんて…。ほんと開発者さんには感謝!
いい作品なだけに、事前の騒動が残念すぎる…。どうしてこうなったんだろう?
ゲームだけじゃなく、最近はすぐに炎上するじゃん?ちゃんと事実で騒がれるのはしょうがないけど、憶測や噂が大炎上して徹底的な叩きはどうなんだろうね…。
このゲームのように、ちょっとした行き違いからとんでもない炎上に繋がっているケースが多いのかもしれない。
大きい声だけ聞いていたらダメということを改めて学んだ。
「真実はなく、許されぬ事などない」