うーん、なんとかクリアしたかったんだけど諦めました。そのうち多少は改善されると思うので、それから楽しむことにします。
懐かしいJRPGの雰囲気は楽しめそう。今ストレスを溜めて我慢しながらやるのはもったいない。
※XSX、Ver.1.0.28.0で8時間程プレイした感想。
目次
百英雄伝
PS5・PS4/XSX|S・XOne/Switch/Steam 2024年4月23日 \5,830(税込)
※Xbox Game Passに含まれている。
RPG(幻想水滸伝)
数多の英雄達が集うRPG。
戦乱のその果てに見た正義と真実とは?
多くの種族、多くの価値観、多彩な文化を持つ国が集まる場所、オールラーン大陸、その一地方から物語が始まる。
そこでは神秘的な力を秘めた魔導レンズ(ルーンレンズ)が人々に魔力を与え、時にはそれが戦争の引き金となる事もあった。
魔導レンズを一つの兵器技術として確立することを目指すガルディア帝国の一派は、その研究のために「原初のレンズ」と呼ばれる特別な魔導レンズの捜索を行っていた。
その捜索の中で諸国連合の警備隊として入隊したばかりの青年ノアと、帝国貴族の子弟であり帝国軍の若き士官セイ・ケースリングは出会う。
二人によって見いだされた「原初のレンズ」はやがて帝国と諸国連合の戦乱を引き起こし、レンズの秘密を守ろうとするガーディアンの一員メリサは戦乱へとその身を委ね、多くの英雄達もまたそれぞれのやり方で戦う。
彼ら彼女らが過酷な戦乱の果てに見いだした正義と真実とは?
『百英雄伝』は、コミュニティの絶大な支持を受け、2020年のKickstarterにおいてビデオゲーム部門で資金調達額第1位を記録しました。505 Games は、本作のパブリッシングを担うことを誇りに思い、開発の Rabbit & Bear Studios と力を合わせ、いつまでも心に残るゲーム体験をお届けします。Rabbit & Bear Studios と 505 Games は、応援してくださったコミュニティの皆様に、最高のロールプレイングゲームでお応えすることを約束いたします。
前日譚となる「百英雄伝 Rising」。本作をより楽しむために、前もってプレイしたほうがいい!(10時間~20時間くらい)
Risingのセーブデータがあると本作で特典がある。
ダウンロード版
パッケージ版
今のところの感想
評価:
いにしえのJRPG、良くも悪くも昔のJRPGそのまま。
懐かしいあの頃の面白さが詰まったJRPG!こういうのでいいんだよ!
ただし、あの頃の悪い部分もそのまんま。最近のゲームのように快適には遊べない。
記憶を25年くらい前に戻せば神ゲー。
あの頃には戻れなかったよ…
良い点
古き良きJRPG
昔のJRPGの良い雰囲気がよく出ている!
唐突な展開?それでいいんだよ!多少強引でも勢いでなんとかなる!
最近よくあるドットと3D背景との組み合わせ。良い!
うまくいえないけどこういう雰囲気!
そしてクサすぎるセリフ・展開。だが、それがいい!
最近こういうの中々ないからさ。ちょっと泣けたよ…。
さらに英雄コンボ!仲間たちと友情の合体技だ!!!
うへへ、これこれ!たまんねぇ!
100人の仲間!全員ボイス有り!
幻想水滸伝を一番感じるのはこれかな。たくさんの仲間を集める!
戦闘にだせるキャラだけじゃなく、拠点の裏方も含まれている。
まだ拠点まで進めていないが、序盤だけでもかなり個性豊かなキャラ達が仲間になった。
たまに右下にでる仲間との会話好き。
前日譚Risingとの繋がりが良い!
百英雄伝Risingは面白かった!JRPGらしい熱い展開。泣いたね…。
CJ達への思い入れが強く、幻想水滸伝の新作というより、Risingの続編のような感覚になってしまった。
Risingのセーブデータがあると特典がもらえる。
Risingで名前を決めた特産品。たしか…
やったわこれ…。↓本編
後から変更できると思ったんだ。まさか1回だけとはな…。
CJ達の武器も同じように酷いことになっている。まだ彼女達とは会ってないのでセーフ!
メインのCJ達はまだだけど、ユウゴとメロールは序盤から登場。
Risingでは操作キャラではなかったものの重要な二人!
↓Rising
画像使いまわしかよ…。説明があるRisingの方がよくないか???
まぁそれは置いといて…
これまた泣いてしまうわ…。ガルー、彼女は真の魔法少女になったぞ!
※↑こんな感じでユウゴも表示されるのに、メロールとの絡みは一切ない。なんで???
悪い点
古い悪きJRPG
とにかく遊びにくい。最近でいうと「ドラゴンズドグマ2」みたいな過去の遺物。
昨今の洗礼された快適なゲームに慣れたゲーマーには厳しい。
「その不便さも含めて味がある!これが面白いんだ!」と思える人ならいいが、私はめんどくさいとしか思えなかった。
自動セリフ送りは罠
うーむ、百英雄伝どうだろう…。細かい部分がすごく気になる
セリフ自動送り遅すぎてテンポ悪い、手動で送るとピコピコうるさい
それにボイス無しのモブは一括表示がない(スキップになる)から、おっそい表示を待つか一瞬で読むしかない
慣れるだろうか…。今のところはこれがすごいストレス pic.twitter.com/mXdH3i8zpl— ぷれ (@getama_pure) April 24, 2024
※自動セリフ送りがオンになっていると、モブ会話が一括表示された瞬間にスキップされてしまう。オフなら一括表示されるので、オフ以外ありえない。
他
- 戦闘ターン中は敵味方どちらもHP・MPが見えないから、戦闘見てても「あの人これ以上攻撃されたら危ない!」「もう少しであの敵倒せそう!」などわからず盛り上がらない
- そもそも戦闘のアングルがおかしい。敵アップになることが多く、味方は画面外でダメージくらっている。見えないのだが?
- 作戦あまり細かく決められない
- 戦闘手動操作だと6人全員選ばないといけない(全員おまかせか、全員手動のどちらかしかない)。1ターンに時間がかかる
- それにコマンド選択カーソル移動のレスポンスが悪い。操作してほんの少し遅れて動く
- ステータスの説明がない。なんとなくはわかるが、技・運など何を指しているのかわからない
- 技の演出かっこいいけど長い。毎回見るのはだるい。スキップ機能が欲しい
- 戦闘の演出チカチカ、画面揺れがかなり激しい。そのせいか目がすごく疲れる
- ボス硬すぎてだるい。序盤は特に戦略もないからただペチペチしてるだけ
- セーブできる場所が決まっている。中断セーブできない
- ロードがあまりにも多い。ほんの少しの時間だけど、このグラでこのロードの長さ・多さはありえない
- このグラなのにXSXでもカクカクになることがある。全く最適化できていない
- 街が広すぎての移動がだるい…。店は一箇所にまとめてくれ…
- 街に帰らないとルーン(技やステータスアップなど)の入れ替えができない。「レベルアップでルーン枠増えたよ!」「宝箱から強そうなルーンゲットしたよ!」→帰らないとセットできません…
- ↑と同じく仲間の編成も宿屋だけみたいなので、新しく仲間になってもすぐには能力の確認すらできない
- オートセーブ全然されない。なにかあった時のバックアップにしかならない(30分前とかざら)
- 魔法MP消費が激しすぎて全く使えない。ボス戦で1回程度。(序盤、全体にHP半分くらいの回復魔法1回でMP7割消費)
- 移動速度速くなる指輪(実質一人の貴重なアクセサリー枠1つ潰す)
- 倉庫にアイテムを預ける時、いちいち確認が入る
他の補足
信頼を失った開発
このゲームは元々クラウドファンディングで資金を集めてプロジェクトが始まった。世界中の熱心なファン達のお陰で、目標は2時間で達成。最終的に約4億8千万円集まる。
Kickstarterでは最も支援を受けたゲーム歴代3位と、かなりの注目作品となっていた。
↓支援者の名前がゲーム内に登場するプランもある。名前がちょっと変わっているキャラはみんなクラファンの人達。
だが、その熱心なファン達への対応が酷すぎて炎上している。
- 返礼品のパッケージ版は送料別と後から記載
- 海外の工場で生産されるものもあり、送料は補償無し9ドル、補償有りはパッケージより高い49ドルが別途必要(地域によって違う)
- さらに特典がある場合はパッケージと別に発送される可能性あり(追加の送料が発生)
- にもかかわらず発売日に届かない、対応が遅い
などなど。調べれば他にもボロボロでてくる。
どこだったかな?前に見かけた一番悲しかった事件。
40万円だったか、かなり高い支援をした人の後悔。
↑みたいに名前だけじゃなく、「NPCになれる権利」があったらしい。その方は幻想水滸伝の昔からのファンで、ものすごく楽しみにしていた。
中々連絡が来なくて不安の中、ようやく来たNPCになれるメール。そこに書かれていたのは、職業・性格などを4択程度から選択するのみだった。
雑なキャラメイク権だったという悲しいお話…。
一番大事にしないといけない長年のファンを蔑ろにする開発です。
修正アップデートされるだろうか?信頼を取り戻せるだろうか?
これからDLCも3つある。どうなるのか色んな意味で楽しみだ…。
あとがき
うーん、楽しみにしてたんだけどなー。
↑にも書いたように、粗はあったけどRisingがすごくおもしろかったんだ!幻想水滸伝も楽しかった記憶があったし、これは期待できる!そう思ってたのに…。
不便がJRPじゃない…。ただの怠惰だ。
現代でも遊びやすくリメイクされた「スターオーシャン2R」。あれは「これでもか!」というほど超快適だけど、ちゃんとJRPG感はしっかりと残っている。理想はこれよ!
だけど、やはりインディー。大手スクエニとは規模が違う。それはしょうがない。
でもさ、昨年に発売されたカナダインディーの「Sea of Stars」はよくできていた。多少の不満はあるけれども、ちゃんと現代でも遊びやすいJRPGだった。丁寧に作られているのがよくわかる。値段は約1,400円も安いのよ?
日本の本家がこれですか…。悲しいよ……。
願わくば修正で持ち直して欲しい。日本が誇れる「これぞ古き良きJRPG!」と胸を張って言えるようになって欲しい…。