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ユニコーンオーバーロードクリア!感想!

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シミュレーションとして新しい体験。

じっくり、たっぷりと遊びました!ヴァニラウェアらしい素晴らしいゲーム!




ユニコーンオーバーロード

©ATLUS ©SEGA

PS5・PS4/XSX|S・XOne/Switch 2024年3月8日 \8,778(税込)

新生シミュレーションRPG

運命に抗う、絆と愛の幻想戦記
アトラス×ヴァニラウェアが挑む、新生シミュレーションRPG

亡国の王子として生き残り、解放軍を率いることになった君は
巨悪の手に堕ちた世界を解放するため、一角獣の指輪を手に自軍の旗を掲げる

広大な世界を自由に駆け巡り仲間と出会い、育て、指揮し
ともに各地を解放していく新感覚シミュレーションRPG!

人間、エルフ、獣人、天使など仲間になるキャラクターは60人以上!
種族や兵種の異なる仲間を自由に編成して戦え!

オンライン対応の闘技場で世界中のプレイヤーと戦って
ランキングNo.1を目指せ 最強の部隊を組むのは君だ!

公式サイト

体験版が配信されている。序盤約5時間プレイできる。セーブデータは製品版に引き継ぎ可能。

ダウンロード版

PSストア  MSストア  ニンテンドーストア

パッケージ版

感想

評価:

構成を考えるのがとにかく楽しい!

シミュレーションというより、ストラテジーゲームみたい。

クラスによって有利・不利がハッキリわかれているので、ユニットの組み合わせがすごく奥深い。

アビリティのシナジー、相性など、とにかく無限に考えられる!

そういう考えるのが好きじゃないと楽しめないかも。

 

王道的で悪くないストーリーだが、ちょっと無理やり感がところどころある。

編成の保存ができないのが不便。

良い点

とにかく考えるのが楽しい!

このゲームはこれに尽きる!

キャラの組み合わせ、アビリティのシナジー、敵との相性、無限に考えられる!

仲間1人加入、装備1つ入手、それだけで1時間以上考えられます。

「あのキャラと関係あるから組ませて…、そうなるとサポートにこのキャラを…」

マジで止まらん!楽しすぎる!プレイしていない時もめちゃくちゃ考えられる。

1ユニット最大5人。

装備でAP(行動順が回ってきたら発動する技のポイント)・PP(パッシブ、戦闘開始時や攻撃を受ける直前など、技によって決まった状況で発動する技のポイント)を増やし、作戦を考える。

戦闘はFF12のガンビットのような感じ。あらかじめ作戦を決めたオートバトルとなっている。

例えば↑のシルフィードウインドは、敵一列に発動する魔法で飛行系だったらさらに威力+20。

2番目の行動の例:魔法は重装にかなり有効なので、「重装系の敵でかつ、2体以上列にいる場合」発動する。

条件が2つでめちゃくちゃ細かい設定はできないのだが、それもまた考える要素になっている。

 

こちらはみんな大好き姉貴、ベレンガリアの部隊。

姉貴は状態異常の敵に攻撃すると、PP+1となるスキルが多い。

そんなお姉ちゃんの為に、敵に状態異常をばら撒く弟トラヴィスとの組み合わせ。隣に並べるのもポイント。

その二人と関係のあるブルーノも入れた関係性ユニット!

トラ「暗闇状態にしてやったぜ姉貴!あとは任せた!」

姉貴「フッ、さすが私の弟。いくよ!…ってブルーノ!?」

ブル「うぉぉ!どけどけー!吹っ飛ばしてやるぜ!」

姉貴「まったく…あんたってやつはほんとしょうがないねぇ」

※イメージです。

妄想が捗る!

 

そんなことを考えているから、いくら時間があっても足りん!

それが楽しい。

アーカイブが充実!親密度会話でキャラの背景がよくわかる

残念ながらストーリーでは各キャラ1、2回バトルがあるだけで、それ以降はほとんど絡みがない。

それだけではその人物のことが全然わからない。そこはアーカイブや親密度会話で補足するようになっている。

むしろストーリーに余計な会話を入れないことで、テンポよく進行できて良い。気になる人だけ深掘りしてね、というスタイル。

アーカイブはこんな感じ。リンクも貼られているので、関係のある項目が見やすくなっている。

「え?この人こんな過去があったの…?」

というような事も書いてある。この背景だけでもいくつか外伝が作れそうw

ニーナの騎士団の話は、父親が心配してわざと落としたのかなぁと思っていた。そんな賄賂の話なんて一切なかったよ。

そしてオーシュ…。これ知ってるかどうかで見方が変わるよね。

特に仲間は見ておいた方がいい!

 

親密度会話はかなりの数がある。ボイスがないのは少し残念。

意外な組み合わせがあっておもしろい。より性格や心情が分かってキャラが好きになる。

親密度は一緒のユニットで戦うだけでは難しい。基本は一緒にご飯食べてあげる。

 

そうそう、ステータス画面でキャラ画像が見れるというのも忘れてはいけない。詳細な見た目もキャラの深掘りには必要なのだ!

安定のヴァニラウェア!絵好き

なんといっても独特なグラフィック。好き。

特にヴァニラメシ!いつもながらマジで美味しそう!

↑は画像だから動かないけど、プレイ中だとグツグツして熱々なのがわかったり、プルプルしている感触も伝わってくる。

なんか匂いまでしてきそうだもんw

そして店員さんも…

揺れる、すごい

  • お姉ちゃん、姉御、姉貴、エロかっこよくて強エロイお姉さんが多い
  • オッサンもちゃんとカッコよくて強い
  • 普通に進めるだけでだいたいトロコン(実績コンプ)できる

悪い点

かなりご都合主義ストーリー

メインストーリーは王道で悪くない。だが、サブストーリーが雑というか、もう少しなんかなぁと感じた。

基本は敵を力でねじ伏せて、その敵を仲間にしていく。どんなゴミクズでも許しておけば最終的にいい話”風”になる。

その中に町の住民を殺しまくってる賊もいるのだが、”妹のためだった”ということだけで許されて仲間になった。

妹だもんしょうがないよね。その辺の善良な市民より、悪党の妹の命の方が重い。

 

騙されて殺しまくってても全て「ゼノイラが悪い」で解決する。勝った方が正義。リアルといえばリアルなのか…?

そんなご都合ストーリー。あまり深く考えない方がいい。

編成保存機能がない

これが結構めんどくさい。

ステージによっては関係のあるキャラで戦わせたい場合がある。特別な会話があったりするからね。入れ替えたり、装備を変えたりすると、元に戻すのが大変。

特に終盤は装備も技も増えて考えることがとんでもなく多い。「めんどうだからもういいか…」と、終盤はあまり変えなくなってしまった。

闘技場はオンラインだと装備・クラスの規制がある。その都度変えるのはこれまためんどくさいよ…。

かなり痛い。これだけはなんとかアプデで追加してほしい。

乱数が変わりすぎ?ありがたいけど…

戦闘前に結果が分かるようになっている。

↑敵に236ダメージ与え、こちらが2ダメージ受ける。ほぼこの通りで外れることは基本的にない。

ユニットは変えられないが、装備や作戦の変更はできる。一回で倒せるように調整してもいい。

これはありがたいのだが、あまりにもちょっとしたことで乱数が変わりすぎな気がする。

↑はアシスト攻撃が有りの状態。これを無しにすると…

アシスト攻撃無しだと、普通はダメージが下がるはず。

だが、乱数が変わって?敵が誰に攻撃するか、回避できるか、ガードするか、などが変わることで、敵にダメージ606で撃破、こちらは0ダメージの状態になった。

アシスト攻撃の有り無しだけでこの変わり様。

攻略にはすごくありがたい。だけど、あまりにもヌルゲーになってしまうし、本来のアシスト攻撃要素が意味をなさなくなっている。

自分で縛ったほうがいいかもしれんね。

 

ちなみに位置を変えるだけでも乱数は変わる。例えば、前衛二人のお互いの位置を入れ替えるだけでも結果が変わる(特に被ダメージ)。

これも戦略の一つか…。(悪い点に挙げておきながら、存分に利用しちゃいました)

  • 名声ポイントが中盤くらいでカンスト。以降は意味がなくなってしまうのでもったいない
  • オートセーブがほとんどされない。基本は手動セーブ。
  • クリア後のやり込みの戦闘がない?闘技場くらいか
  • ユニット数が10個まで。もっと組みたかった。

他の補足

ボリューム、クリア時間

サブ全てやって、89時間でクリアしました。放置時間もあったと思うので60~80時間くらい。かなりボリュームがある。

ステージのレベルがわかるようになっているので、低い順にやっていけば自然とサブも全部できちゃう。

クリア後は親密度上げ、指輪イベントを見るくらい。難易度ZENOIRAが追加されるので、もう一周遊んでもいい(引継ぎは一切ない)。

構成を考えるのは無限にできそう。

隠しルートというか、挑戦になると思うが、序盤でスカーレットを救出せずにクリアすると…。

いつか挑戦してみたい。

指輪を渡すイベントはクリア後にやり直せる

親密度が3になったキャラに早く渡しておいていい。

このイベントは素晴らしい。渡す時はもちろんフルボイスだが、間違えた時にもちゃんとボイスがある。

だれに渡しても反応がすごくいい!

何人渡せるんだろうね?もしかして親密度会話3あるキャラはみんな?

エンディング後も変わると思う。それを全て見るのも1つのやり込み要素か。

あとがき

いやーおもしろかった!

こんなに色々と考えるのが楽しいゲームは久しぶり。考えたい人はぜひプレイして欲しいw

ヴァニラ絵も存分に味わえた。思えばオーディンスフィア以来のヴァニラウェア作品。

十三機兵防衛圏もやりたいんだけどね、あれはファンタジーじゃないからちょっと避けてしまった。でもそのうちやりたいなー。

 

よーし、一通りは楽しめたので、次はドラゴンズドグマ2にいこう!ファンタジーはいくらあってもいい!

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