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フェルシール:アービターズマーク序盤やってみた!

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ターン制タクティカルシミュレーションロールプレイングゲーム!

タクティクスオウガ、ファイナルファンタジータクティクスのような作品。もろにFFTだ!

5時間ほどプレイしたレビュー!



フェルシール:アービターズマーク

\3,410(DL版)

PSストア  ニンテンドーストア  DMM GAMES

パッケージ版にはオリジナルガイドブックが付いている。(パッケージはPS4のみ)

(Steamでは日本語対応してない。お値段ほぼ同じ。)

やってみた

インディーながらSteamでは非常に好評な作品。

FFTめちゃくちゃ好きだったので楽しみにしていた!

期待を裏切らない。いや、期待を超えてくれた!

まず見ていただきたい。

はい、ニューゲーム+。これはおそらく”強くてニューゲーム”のことだろう。

もう始める前からやり込んでくださいと言っている。

残念ながらアニメーションスキップ機能はない。だが、再生速度を最大200%まで速くすることができる。

一周目は普通に楽しんでやりこみからは素早い演出でいいだろう。

ニューゲームスタート!最初に難易度選択。これまた面白い。

1つ1つ細かく調整ができる。デフォルトではビギナーになっていた。だが、SRPGは覚えがある!それなりに難しいとされるベテランを選択!これがノーマルみたい。

5段階のプリセット。戦闘中以外いつでも変更可能で見る限りトロフィーにも関係なさそう。やはりある程度難しいベテランがいいんじゃないかな。

先に言ってしまうと、全部初期設定のベテランでも中々やりごたえがある!気を抜いたらすぐにやられる。そんなスリルと面白さがある。

オープニング

↑この動画のまんま。普通フォントに変わっているくらい。PSストアには音声英語って書いてあるがちゃんと日本語音声だった。PSストアほんとに使えねぇ。

とは言っても音声あるのはこのオープニングだけかもしれん。今の所、戦闘やイベントにボイスは無い。

ストーリー

↑オープニングを見ろ!世界観はこんなのだ。ワクワクするだろう?

主人公はアービターの隊長の一人カイリー。

無抵抗の人を一方的に殺めた現場を目撃。いかにもザ・悪貴族。

彼を捕まえてアービターの支部へ護送するも、アービター内部はすでに腐りきっておりすぐに釈放されてしまう。

絶対正義マンのカイリー激おこ。部下のアナディン、幼馴染のような兄のようなライリーと共に正義執行の旅に出る。そして裏の腐敗の根源絶対潰す!

そんな感じだろう。

やはりどこか「僕にこの手を汚せとというのか」「家畜に神はいない!」という雰囲気がある。

まだ選択肢のようなものはなく一本道。

戦闘

よくあるSRPG。ストーリーにより強制的に参加する仲間、ゲスト、残りは自分で決めて配置。

残念なのは画面の回転ができないことかな。

でも、それはすぐに慣れる。”そこ通れるんかい!”みたいなことはよくあるけどね。些細な問題だ。

丁寧なチュートリアル説明があるのでSPRG初めてでも大丈夫。

移動、攻撃、メインアビリティ、サブアビリティ、アイテム、終了。

これも普通。移動後、攻撃・アビリティ・アイテムどれか行動するとそのキャラのターン終了。先に攻撃してから移動もできる。行動せずに終了すると少しターンが速く回る。

行動順は常に上に表示されている。

経験値は行動すると手に入る。味方を殴ったり、敵を回復することも可能。なので最後に敵を1体残しみんなで囲んで・・・。FFTではよくみる光景が見れるだろう。

他とは違う大きな特徴が2つある。

1.アイテム回数制限

使用アイテムはお金で買うのではなく、戦闘中に使用できる物・回数が決まっている。例えばFFTで序盤よくやる石投げは1回しかできない。これはPT全員で1回。

ポーションや復活アイテムの不死鳥の灰など全部使い切っても、次の戦闘では回数復活している。

買わなくていいからお金の節約にはなるが、アイテムだけに頼った回復は難しい。回復系の仲間必須。

この使用回数やアイテムの種類は素材を集めて生産することで増やすことができる。そういうクラフト要素もある。

2.やられるとペナルティ

戦闘が思ったよりも難しい。戦略をよく考えないといけない。

理由の1つとしてAIがかなり嫌らしい。的確に弱い相手、倒せる相手を狙ってくる。

例えばこの状況

敵の斜め後ろに直前に行動したアナディン。ふふふ、わざと背中を向けて攻撃してもらおうという囮作戦よ!

はい、目もくれず奥の魔法使い一直線。

体力低めな魔法職は敵の間合いに入ったら死ぬ。そのくらいに考えたほうがいい。

ここからが本題。やられてもクリスタルになったりしない。だが、一度でも倒れてしまうと「負傷」という状態になる。

全ステータス10%(とあるが-10%だと思う)になってしまう。次の戦闘で出撃させなければ治る

一度倒れたら戦闘中に復活させても負傷は消えない。むしろまたやられてしまうと「負傷2」となりさらにペナルティが増える。

なので負傷時の予備の味方が必要だし、戦闘中は絶対にやられないような立ち回りが必要。

やられてもすぐ蘇生すればいいやー作戦が使えない!仲間は大事に!命は大事に!作戦が求められる。

主人公のカイリーだけは負傷無しだが、負傷していようが強制参加があるアナディン・ライリーは特に要注意。

最初の街で1人、次の街でもう1人。最低でもこのくらいは仲間を増やしたほうがいい。思った以上にすぐにやられるぞ!

キャラメイク

これめっちゃ楽しい。「このキャラこういう設定にしよう」なんてニヤニヤしながらいつまででも考えられる。それくらいキャラカスタマイズ豊富!

メインキャラの3人は変更できない。他のキャラは街のギルドでいつでも変更可能。

例えば初期メンバーの魔法使いヴァルギルさん。

冴えないおっさんが・・・

主人公もビックリなイケメンに!死ねばいいのに

かなりパーツが多い。オススメはこのポートレートを最初に決めて、それに合わせて他のパーツを決めるとしっくり来ると思う。

全然無視してもいいけどね!それもまた自由だ!

私が新しく迎えた仲間は女騎士キラネ!

そして女レンジャーのリリ!

女騎士はこういう世界に必須。もしもの時の”くっ殺”要員だ。

レンジャー、弓使い・・・つまりはエルフ。グヘヘヘ!

キャラカスタマイズ

FFTよろしくクラス、サブクラス自由に育てて設定できる!クラスは30以上あるらしい。

それぞれアビリティはだいたい10くらい。1つ覚えるとクラスレベルが1上がる。

他の仲間のクラスの経験値(AP)も少しは手に入る。控えメンバーにも少し入る。

カスタマイズでサブクラス、パッシブ2つ、カウンター1つ設定できる。

たしかサブパッシブ・カウンターはサブクラスじゃなくて覚えた物全てから・・・だったと思うが、まだあまり育ててないので違うかもしれない。

装備枠が6つ。

部位が別れているわけではないが、基本はメイン武器・盾・帽子・服・靴・アクセサリーになると思う。

これでキャラメイクを合わせて自由に部隊を作るのだ!

そうそう、近いうちにDLCでモンスターを仲間にできるようになるみたい。FFTやん!

日本語は・・・無難

初の日本語化。会話がメインで進むのでありがたい!

・・・ありがたいのだが普通。

機械翻訳よりしっかり訳してある。変な訳は今のところない。だが、あまり特徴がないというか、ただ訳しただけな感がある。

そのままの言葉を受け取ると平凡なストーリーになるかもしれない。

だが、私は熟練者だ。海外ゲーたまにプレイして、有志による日本語化もよく使わせていただいている。しっかりとした物があれば機械翻訳もの、解釈の違いなど多少ある。

セリフをキャラに合わせてオート脳内変換余裕!「なにそれ!?翻訳おかしい!」ではなく、「だいたいこうなんやろうなぁ」と自分である程度解釈すればもっと楽しくなる。最低限意味がわかればそれでいい。そのうち慣れるさ。

同じDMM日本発売のグリードフォールよりは、比べるまでもなくマシだから問題ない。

あとがき

これ楽しい!

久々のSRPGということもあってめちゃくちゃ楽しんでる!

敵AIがなかなか憎たらしいwバフに回復、状態異常攻撃など、あれこれやってきて考えさせられる。

ストーリーも定評があるので楽しみたい。

FFTではアグリアス姉さんやメリアドール、そしてもう一人でいいんじゃないかな?オルランドゥ伯という固有キャラメインだった。これはキャラメイクあるしモブキャラがんばってもらいたい。でもやっぱり固有キャラクラスとかあるのかな・・・。そうなるとモブ活躍しづらいよね。

まぁその辺どうなるかも楽しみではある。

SRPGに餓えた人にはかなりオススメ!

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